F-14 TOM CAT

主翼全開 主翼全閉

1 主翼x2 水平尾翼x2 胴体x1
5点の部品を用意します。

裏面にカーボンを埋め込む場所をハーフカットで
記してありますのでその間をマイナスドライバーなので
掘り、溝を作ります。


詳細はサポート内 
BWF カーボンパイプ埋め込み作業
参照
ください。
2 カーボンの長さは右から
331mm
312mm
250mm x2 (尾翼)

となります
同じように主翼にも溝を掘り
カーボンを埋め込み接着します。

420mm x2
3 胴体のカバーとなるパーツにもカーボンを埋め込みます
315mm

ここは主翼の可動部分になります出来るだけ
接着剤もカーボンもはみ出ないよう
注意してください。
平らな場所に並べ上から重石を載せて接着剤を乾燥させます
完全に乾燥するまで動かさない事を推奨します
5 主翼に可動用のホーンを取り付けます。
接着剤がはみ出ると滑らかに稼働しなくなりますので、
セロテープなどでマスクして作業します。
裏面側のみ貼り、可動ホーンに接着剤を塗布し
板厚5oの中心に来るように接着します。


その後、上側にもマスキングします。
乾燥まで可動ホーンがずれないように工夫してください。
リンケージ用の穴が主翼に近い方になります
画像赤点を参考にしてください。
インテーク内側の部品にスペーサーパーツを貼り付けます。
用意する部品は画像を参照してください。


機種パーツも張り合わせます
間違わないよう仮合わせをして確認してください
で用意した部品を張り合わせます。
8 インテーク部を作製します。
画像2セットの部品を用意します

仮組みで接着箇所を確認の後接着します。
7で貼り付けたスペーサー部分が
ダクトの外(機体中央側)になるよう注意してください
でカーボンを埋め込んだ胴部品に機首を接着します
カーボンの入っている側が裏になります
機首部品はラインのある側が表になります
画像を参考に向きに注意ください。
10 でカーボンを埋め込んだ尾翼のヒンジとなる部分を斜めにカットします


加工後ヒンジ部分をグラステープで固定します。作業について
詳しくはサポート内
BWF ヒンジ部斜めカット作業を参考にしてください
11 グラステープなどを使い平らなところで貼り合わせます
ヒンジ裏側も貼り付けます。

これでエレボン動翼の完成です。

12 8で作成したインテーク部品を接着します。

先に仮組みで接着箇所を確認してください。
また、胴体上側に接着剤がはみ出ないよう勘合部分にマスキング
すると良いでしょう。

13 可動部と胴体上部に貼り付ける部品を用意します。
貼り付ける前に仮組みをして場所を確認してください。


上記画像を参考に貼り付けてください。
円のパーツは主翼の軸になりますので左右の位置に注意して
特にしっかり接着してください
14 モーターマウントになる部分は3重になります。
下記画像参考にしてください

円の部品と主翼の勘合を確認します。
きつい場合は主翼内側を紙ヤスリなどで
軽くなでて調整してください
15 モーターマウント部の組立です
ベニヤパーツとスチレンパーツを貼り合わせます
しっかり接着して下さい。

上記画像の部品を用意してください。
16 下記画像を参考に部品を貼り合わせます。
必ず仮組をし接着面を確認してから接着してください


画像は裏面から見た状態です。
画像を参考に先の部品を胴体に接着します。
17 可動部の組立に進みます。
モーターは9gサイズ以上でメタルギア推奨です。
余裕のあるモーターが良いのですが、あまり大きいと機体が
重くなります。 今回使用したのは 
CORONA 22g CS-238MG メタル・アナログ になります
サーボを取付ける位置を確認します。
大よその場所に四角い穴がありますので参考にしてください

サーボに合わせて穴を広げます

主翼を閉じた状態にし、サーボの軸とFRP可動パーツの穴が
一直線になるように位置を決めます。
18 画像の部品も同じように穴を大きくしておきます

可動翼用のサーボホーンゲージ作成ます。
画像の3点の部品を用意します
19 下図のように3枚を重ね合わせます。

サーボに付属のホーンにキット付属のFRPホーンを取り付けます。
付属の1.4x3.5oネジを使用し2か所止めます
ホーンの下側からFRPホーンを通し下側からネジ止めになります
20 サーボを18左画像で用意した部品に固定します。
約1oほどカーボンの溝作成の要領で段を作成します。
掘りたい深さ分だけカッターの切れ目を入れるのがポイントです。
そこをマイナスドライバーなどでほじくることで段差が作れます。


サーボに通します。
同じ様にもう一つの部品にも段を作成しサーボの固定ホーン
を挟むようにします。
この時点では接着しません
21 19右で作成したホーンを仮組します

18・19で作成したスペーサーでサーボのホーン位置を確認します。
FRPのホーンの上下に1.2o程の隙間ができればOKです。
最悪FRPホーンのしたのネジの頭が当たらない程度の隙間があればOKです。
隙間の確認ができたところでサーボを接着固定します。
22 21の接着剤が完全に乾燥した事を確認の上
次の作業に進みます。
17で広げた穴の裏から21で作成した可動翼用サーボを接着します。

サーボの軸が機首側になるように固定します
23 メカハッチを作成します。
部品に記載されているラインでカットします


大きい部品の片側を斜めにカットします
24 動翼ヒンジ部分と同じようにグラステープなどで
ヒンジを作成します。
これでハッチの完成です。
25 サーボがしっかり固定されていることを確認の後
作業を進めます。
21で作成したハッチの短い方を右画像の位置に接着します。
斜めカットした側が内側になるように向きに注意してください。

26 可動翼サーボをニュートラルにします
受信機・ESC・Li-poバッテリーを接続します


できれば3ポイントスイッチなければ2ポイントのスイッチを使用します
画像は Futaba 8FGです 赤丸のトグルスイッチを使っています
スイッチを翼を一番閉じた状態に移動させます。 
27 サーボホーンを上から見て全閉>>全開時計回りになる事を
確認してください。
全開>>全閉では反時計回りになります
回転が逆の場合はプロポのリバースで回転方向を調整してください
詳しくはご利用のプロポの取説を参照願いします。

画像を参考に付属のピアノ線でリンケージを行ってくださいFRPパーツにある穴は無加工で1.2oのピアノ線が通ります。
両側ともZ曲げをします 

おおよそ 
96o です

作成過程で若干の誤差がありますので、
現物を測定して長さを決めてください。
プロポによってはエンドポイントを調整することで誤差を
合わせることができます。
28 全開にした位置になります
3ポイントスイッチの場合はこれ以外に中間位置翼があります。
全開の位置もプロポのエンドポントを調整することで
サーボの可動範囲内でお好みの広さまで
広げることができます。


29 可動翼ホーンの下側にリンケージの擦れが生じる場合
カーボン溝の要領で段を作成します



この様な感じになります
リンケージの擦れが生じない場合、この作業の必要ありません。
30 付属のスペーサーを可動軸の上に貼りつけます
1oのスチレン材料になります


基の軸とずれない様に注意して接着してください。
外周を紙ヤスリなどで軽くなで、少し小さくすると良いでしょう
31 主翼と擦れる部分を補強をします。
梱包テープ(PPテープ)を擦れる部分にきれいに貼ります。

可動軸の側面にも貼りつけるとより効果的です。

画像の赤い部分を目安に貼っていきます。
もう一つの方法として、水性のクリア塗料を吹き付ける方法もあります。
この場合は不要な部分に付かないようにマスキングしてください
32 3で作成した胴体上部品の裏にも同じように
PPテープを貼っていきます。


仮組をしながら接着接点を避けるようにします
画像赤い部分を参考にしてください。
こちらも同様に水性のクリア塗料を塗布しても良いでしょう。

31・32の作業については必ずしも行う必要はありません。やらないと稼働しないということはありません
ハードなフライトや可動を繰り返す事による緩みを軽減する効果があります。
33 フィンを接着します。
画像の部品 4個を胴体上部部品に接着します。


位置は画像を参考にしてください。
34 33で作成した胴体上部の部品を接着します。
画像の赤い部分に接着剤を塗布し接着します。

可動部分にはみ出ない様に注意し、しっかりと接着します。

この部分の接着があまいと空中分解する恐れがあります。



接着をする前に必ずサーボを動作させて
ホーンの接触確認をしてください。
多少擦れても問題ありません
明らかに動作を妨げるようであれば、削るなどして調整して下さい。
35 胴体上部部品をのせ完全に乾燥するまで待ちます。
上に重石を乗せておくと良いでしょう。

インテーク上部と機首根本は斜めになりますので、セロテープなどで
乾燥するまで固定しておきます。

36 垂直尾翼と機種上部縦部品を接着して完成になります。

個々の制作誤差で可動翼サーボ上の部分が収まらない場合
がありますので、カッターなどでカットして収まる様
調整してください。


先の作業についてはサポート内

メカ積み・補強作業
リンケージ作業

を参照ください